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奥村組
東日本大震災記録

この先を創る。あの日を想う。

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私はあの日を想い、これからも歩み続けます。

2011年3月11日、私の生まれ育った宮城県気仙沼市の一変した街並みや人々の様子が10年以上経過した今でも鮮明に思い出されます。瓦礫で道が塞がりまともに行き来ができない状況の中、街の復旧のために多くの人たちが被災地に訪れ支援活動をしてくださいました。その中で私の目に留まったのが街のあちこちで行われていた瓦礫の撤去作業でした。たくさんの工事車両が動き、街が少しずつ、確実にきれいになっていく姿を印象深く覚えています。

震災を通じて初めて「建設業」という仕事を知った私は、復旧作業が進められる様子をただ見ている事しかできない中で「災害がまたどこかで起こった際には、今度は助けられる側から助ける側になりたい」と思い、建設業を志しました。
この度、当社がどういった思いで、どのように復旧・復興事業に取り組んだのかを後世に伝承するべく、多くの若手職員を中心とした「東日本大震災伝承プロジェクト」が立ち上がり、「受け継ぎ、未来を創る」活動を進めています。

私は、被災者の気持ちは分かっても、支援活動をしてくださった人たちの苦労や思いは分かりません。このプロジェクトを通じて、それを知るとともに、災害と建設業について思うこと、感じることをたくさんの方と共有していければと思います。

東日本大震災伝承プロジェクト 熊谷静花(2018年入社)

メッセージ

東日本大震災伝承プロジェクトに関わった若手社員からのコメントをご紹介。

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小原 弓依
2019年入社

自分にできる事を考える

東日本大震災が起きてからもう11年経ちましたが、当時の事を思い出すと未だに胸が苦しくなります。実家は内陸側にあったためそれほど大きな被害はありませんでしたが、震災発生後10日程経ち、久しぶりにテレビを観ると、流れてくるのは私の想像をはるかに超える惨状ばかりで、現実を受け入れるのに時間がかかったのを覚えています。震災から11年が経ち、復興事業の一大プロジェクトである三陸沿岸道も全線開通し一つ節目を迎えました。しかし、被災した地域が本当の意味で復興するには、若い人たちが中心となって今後も活動を続けていくことが必要だと思います。私も地元のために何か力になれたらと思い日々業務に取り組んでいます。

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近藤 弘明
2020年入社

伝承する事の難しさ

「自身で経験しなければ分からない、出来るようにならない。」これは様々なことに共通すると思います。仕事にせよスポーツにせよ、聞いただけ、見ただけで出来るようになるのなら、誰も苦労はしません。震災の伝承は、その前提の上で行わなければなりません。2011年3月11日はもう戻ってきません。あの時あの場所にいた人々以外、誰も経験することができません。今回、震災で様々な経験をした人たちから直接話を聞くことができました。それを聞いた時の私たちの感情もあわせて、1人でも多くの方々にありのままを伝えていきたいと思っています。東日本大震災伝承プロジェクトに携わって最も感じたことは、伝承する事の難しさです。

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鈴木 奨士
2020年入社

未来のために過去を知る

今回、東日本大震災伝承プロジェクトに携わり、当社が東日本大震災からの復旧・復興にどのように取り組んできたかを知ることができました。復旧・復興事業に携わった社員から当時の苦労や、被災した方々と分かちあった喜びなど様々な経験を直接聞くこともできました。諸先輩の経験・教訓を受け継ぐことは、過去の取り組みを誇りに思うだけでなく、今後、発生が懸念される大規模災害に建設業としてどういう備えが必要なのか、どう対応すべきかを考える上で、非常に大切だと思います。プロジェクトに関わる中で私自身、災害は他人事ではなくなりました。次なる災害への「意識」は目に見えるものではないですが、その意識が災害対応の初めの大きな一歩になると思い、伝承の大切さを感じました。

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荻野 尋紀
2019年入社

この国のゼネコン職員として

東日本大震災から10年以上が経過しました。このプロジェクトでは震災に関する社内アンケートの実施に深く関わることができましたが、最初はどれだけの人に回答して貰えるのかと不安でした。結果として、9割近い方々の回答を見た時、やはりこの国のこの業界では、災害と無縁ではいられないという事実が多くの人の根底にあるのではないかと感じました。アンケート回答の中にも、あるいは復旧・復興事業の経験者の話にも、ゼネコン職員として頑張るための、多くのヒントがあるように思います。それを形にすることに微力ながら携われたことを、誇らしく思います。

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藤田 情子
2020年入社

未来への備え

大震災が起こり、震災復興の仕事に携わる状況になった時に、すぐ作業に取り掛かることができるのかと想像すると、それはとても難しいと思います。慌ててばかりで結局何の手助けもできないかも知れないし、精神的にパニックになってしまうかも知れません。このプロジェクトは先人の取り組みからそういった状況において何をすべきかを学ぶことができる取り組みでもあると思います。当時を経験された人の言葉、表情、雰囲気など感じたものを成果物として表現することに苦労しましたが、多くの人に見てもらえるように今後も活動していきたいと思います。

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菊池 亜偉人
2020年入社

被災地域へ貢献

私は震災当時、福島県富岡町に住んでいました。地震による大規模な被害や津波と、原発事故による避難が重なり非常に大変な思いをしたことを記憶しています。災害が発生した地域では、町や人々の生活基盤を迅速に復旧していくことがどれだけ重要で、どれだけありがたいことなのかを当時中学生だった私も身に染みて感じました。特に建設会社が中心となり瓦礫の処理や除染工事が、急速に進んでいく様は非常に感動を覚えました。そのような経験から建設業に興味を持ち、奥村組に入社しました。今回、東日本大震災伝承プロジェクトに携わり、当社が被災地域の復旧・復興にどのように貢献してきたか、またその復興事業にどのような想いで取り組んできたのかを知ることができ、奥村組の一員として非常に誇らしい気持ちになりました。今後、震災の被害の甚大さや奥村組が行ってきた復興事業などを伝承していくとともに、災害が発生した際には、奥村組の一員として先輩方がやってきたように被災地域に貢献できるような職員になりたいです。

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藤田 雄也
2020年入社

震災プロジェクトに携わって

今回東日本大震災プロジェクトに携わって、薄れかかっていた震災の記憶を思い出す良いきっかけになりました。当時中学生だった私は、自らも被災しましたが、被災地の惨状を目の当たりにし、何か力になりたいと思い、初めて100円募金したことを思い出しました。このプロジェクトによって、震災を経験した人もしなかった人もあの時のことを少しでも思い出すきっかけになればいいなと思います。

過去から未来に向けて
2011年3月11日、東北地方を中心に被害が及んだ東日本大震災。
この未曾有の大震災から10年が経過いたしました。
奥村組はこの間、被災地の安心・安全の確保を第一に各地で活動を続けて参りました。
東日本大震災での活動記録
10年という節目を契機に国土交通省や一般社団法人日本建設業連合会等では、当時の活動記録をまとめています。
我々も震災の様子や活動内容を記録にまとめ、後世へ伝承することは重要な責務と考え、本プロジェクトを始動しました。
今後の災害に備えて
わが国では自然災害が頻発し、さらに激甚化しています。
次に起こるかもしれない災害に、東日本大震災での経験を少しでも役立てていただきたいと考え、この先の世代へのメッセージも込めて記録として遺すことにしました。

伝承プロジェクトの取り組み

  • 01伝承記録誌の制作
  • 02特設ホームページの開設
  • 03震災語り部動画の制作