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代表取締役社長
奥村 太加典OKUMURA TAKANORI
東日本大震災によりお亡くなりになられた多くの方々のご冥福をお祈りするとともに、ご遺族の方々や被害に遭われた皆様、そのご関係者様に衷心よりお悔やみとお見舞いを申し上げます。
発災当時、津波に襲われた沿岸部はもとより、内陸部を含む広域なエリアにおいて、ライフラインが寸断し物流が途絶え、社会に混乱と不安が蔓延しました。
このような中、奥村組は速やかに行動を起こし、瓦礫や災害廃棄物の処理、救援物資の送り込み、インフラ復旧工事や除染作業等に携わり、被災地の復旧・復興に努めてまいりました。
建設会社は、インフラの整備・維持の担い手であると同時に、常に地域社会の安心、安全確保にも努めなければならず、休日・休暇・夜間に発災した場合にでも対応できるよう、鎌倉武士の「いざ鎌倉」の精神と体制が必要不可欠であると考えます。
このような思いから、今般、復旧・復興に従事した社員らの現地における取り組みや経験・学び、そこから得られた教訓等に加え、災害に対する想いも織り込み、記録誌として取りまとめた次第です。災害発生時の行動を考えるうえでの一助にしていただけたら幸甚であります。